未だ、梅雨真っ盛りですが、この時期にスズキが旬を迎えます。ここ山陰では「スズキの奉書焼」が有名ですが、有名なれど食卓に上がることはまずないほどまれな調理方法です。時代の流れでしょうか、手の込んだ調理は敬遠されがちです。スズキはムニエルにしても美味しくいただけますが、刺身で食べると少し癖があり、旬な魚でも敬遠する人いるのも事実です。
そこで今回はスズキを「あらい」にして食べてみようと思います。
1.スズキを3枚におろして、皮を引き、薄めのそぎ切りにする
2.ボールに砕氷を入れ、酒と水を同割りにした玉酒を入れる
3.そこにそぎ切りしたスズキのそぎ身を入れ、水道水を勢いよく入れ、溢れてきたら止める
4.10分放置してから引き揚げて水分を拭いてから、酢醤油、山葵醤油、辛子酢味噌でいただく
スズキの癖が抜けて、サッパリとしていて歯触りも良くおすすめです。