青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
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真鱈

寒い夜にはちり鍋

ちり鍋とは、白身の魚介類に数種の野菜を添えて頂く水炊きの事で、昆布でしっかりとダシを取り、ポン酢醤油などで頂くあっさりとした鍋料理です。ダシが昆布だけのシンプルなものですから、脂の乗った癖のない白身魚がよく合います。食材の鮮度の良さが旨さを引き立てますから、この寒の時期にはピッタリの鍋ではないでしょうか。

沸騰したダシの中にそぎ切りした白身を入れると、ちりちりと縮む様子から”ちり”鍋と呼ばれるようになったと言われていますが、熱いところをポン酢で頂くと、寒い夜には一層美味しさが感じられる鍋です。

運動不足の冬に思う事

ここ最近になって、定年後の再雇用と年金支給時期が話題になっていますね。人生100年時代になったと言われていますが、それにはまず健康であり続けることが大事です。しかし、高齢化による体力の低下が顕著で、ロコモティブシンドロームが問題になっています。ロコモティブシンドロームとは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態の事を言うのですが、他人事ではありませんね。やがて中年から高齢へと歳を重ねていくことになりますが、元気な老後を迎えるのか、不自由な老後となってしまうのかはそれまでの生活習慣に大きく左右されるのではないでしょうか。

ロコモティブシンドローム予防

ロコモティブシンドローム予防には、しっかりたんぱく質を摂取して筋肉の補強に勤め、健全な骨や関節の維持を保ち、血管年齢を若く保つことがが大切です。そんな中、良質なたんぱく質を摂取する食材として鱈をお薦めしたいと思います。鱈は骨の健康に欠かせないビタミンDを豊富に含んでいますので、ロコモティブシンドローム予防にはもってこいの食材です。また抗酸化作用の働きで細胞の老化を防いでもくれます。

鱈の栄養

鱈は青魚のようなDHA、EPAの成分をほとんど含んでいないようです。栄養素として注目するのはビタミンDをはじめ、良質なタンパク質、ヨウ素、セレンですが、中でもヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分になっているミネラルで、細胞の発達や成長を促したり、新陳代謝を高めてエネルギー消費量を増やしたりします。

甲状腺ホルモンの成分であるヨウ素が不足すると、基礎代謝が低下し、寒く感じたり、疲れやすくなったりと体調が崩れやすくなりますので適度に摂取する必要があります。

寒の鱈

鱈は脂肪分が少なく、低カロリーでお年寄りや胃腸の弱い方にもお薦めの魚です。特に寒い時期には「寒鱈」として旨みの詰まった身が人気を集めています。淡白ながらとても美味しい魚で、中でも白子はクリーミーで鱈鍋料理には欠かせない存在です。運動不足になりがちな冬には、鱈を食べて寒さに負けない身体作りをしたいですね。

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