時化続きでも欲しい魚のDHA

海が時化ると魚屋さんに行っても魚種が少ないです。自然相手だからしょうがないのですが、それでも欲しい、食べたい人はいます。栄養豊富なのにさっぱりしていて料理のレパートリーも豊富で、毎日でも飽きないといわれる方はたくさんいらっしゃいます。
魚はDHAを豊富に含んでいて、成長期のお子様をはじめ、ご年配の方のおかずの味方なのです。ただし魚の種類によってDHAの含有量には大きな差があります。
DHAが多いのは、イワシやサバなどの青魚です。また、マグロなら霜降りのトロの部分に多く含まれています。またカブト煮などで食べる目のまわりのゼリー状の部分には、最も多くのDHAが含まれています。いずれにしても旬の時期の脂ののったものがオススメで、これからの時期、魚は特に脂がのってきますから寄せ鍋などみんなで楽しく食べて栄養を取りたいものです。
サバ，鰆、ハマチ、石鯛、ブリ、マグロなど寒くなればなるほど脂が乗って来て美味しくなります。特にこれからのサバはシメサバにしたり、煮付けたり、正月明けから節分の間なら刺身が最高です。大衆魚だったサバも今では高級魚の仲間入りですが、鮮度の良いサバから生きたDHAをとりましょう。