この時期になってくると赤カレイが出始めます。同じような形で子持ちカレイと呼ばれるカレイがいますが、身の質が違い、子持ちはねっとりとしていますが、赤カレイはあっさりとしています。しかし煮付けるととても美味しいのです。
白身が淡泊なカレイは消化が良く、低カロリーなので病中病後や離乳食にも最適です。特にタウリンが多く、動脈硬化の予防やコレステロール値の低下、血糖値の上昇抑制などに効果があります。
型が大きいと脂が乗っていて非常に美味しいのですが、小さくても味はしっかりとあります。身離れも良く、したがって赤ちゃんの離乳食にもあんしんです。
調理法は、まず鱗を掻いてから内臓を取り出し、お湯を掛けて霜降りにして臭みを取ります。鍋に甘辛くしたダシをいれ、ダシが沸く直前にカレイを入れて強火で銀ホイルの蓋をして短時間で煮つけることがコツです。アルミホイルが少し浮き上がる位の火力で煮つけていきますが、こうすることで魚の灰汁が銀ホイル（グシャグシャにしてから広げる）に吸い取られて美味しく炊けるのです。
魚は強火の中蓋ありで煮つけていくのが基本です。特に白身魚はこうして短時間で仕上げた方が美味しく煮つけられます。
御飯によく合うんですよ。煮汁が残れば御飯にかけて頂きます。DHAを残さず頂きましょう。
