5月連休が終わるとアジの脂が乗って来ます

今年のゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。比較的好転に恵まれて行楽地はにぎわったのではないでしょうか。ここ山陰でも前半から後半にかけて気温も高めで、毎日が行楽日和でした。
都会地からの帰省客が多く、魚屋さんも大忙しです。久々の大家族となると決まって注文が多いのが”刺身の盛り合わせ”です。都会では決して食べられない地の鮮魚の旨さを堪能するのはこういう時です。荒波にもまれる程に身が締まり、格段の味わいの地の魚。
今なら、アジ、ヒラマサ、真イカ、サザエ、沖メバルなど旬の魚は豊富です。その中でもこれから脂が乗ってくるヒラマサがいいですね。ヒラマサは本来夏が旬ですが、雪降る頃も脂が乗って美味しい魚です。この時期は大きいいヒラマサよりも比較的小振りな”小ヒラ”といわれるのがいいです。
ヒラマサの味はスッキリしていて、旨みもあり後口がいい所でしょうか。朝獲れなどは絶品です。ヒラマサにあう酒は日本酒、それもスッキリ辛口の冷酒などいいですね。
山陰にお越しの折りには、是非食べて頂きたい魚です。