青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
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小寒~節分のお魚はお勧めです

小寒は寒の入り

一年の内で寒さがひと際厳しくなる時期が正月明けから始まる”寒中”です。24節気でいうところの小寒から節分までの間を指し、2023年は1月6日が小寒です。日中晴れても朝晩の冷え込みが格段に厳しいこの時期は、時化で波も荒くなり漁も命がけです。

凍てつく寒さの中水揚げされる魚はどれも身が締まっていて脂の乗りも最高です。刺身をいただくならこの時期が一番お勧めの時期ですね。寒サバもこの時期で朝どれなら刺身をお勧めしています。脂が乗ったサバ刺しはとても美味しいですが、シメサバにすると脂が乗っているほどに美味しさが抜けていますね。みそ煮、醤油煮となくてはならない庶民の味です。

他にお勧めな魚を2種紹介します。

寒中のお勧めの魚

寒ブリ

真冬に旬を迎えると言えば代表格は”寒ブリ”です。それも10kを超えるクラスです。荒波にもまれ大きく育った天然の寒ブリは捨てるところがないほどで、内臓に至るまで食いつくせます。

頭は割ってブリ大根、煮付けに、カマは塩焼、中骨からも良いダシがでますのであら汁などには最高です。身は白っぽい透き通った赤色でしっかり脂が乗っている証です。お刺身にすればこの上ないほどの旨みがあり、鍋にするならブリシャブがおすすめですね。

私達は直ぐ火が通るレタスを付け合わせの野菜にしてまかない食で頂きます。タレは好みですが、あっさりしたところでもみじポン酢がシンプルでお勧めです。鮮度が良ければ内臓はもつ煮込み風に炊いていただきます。この内臓煮込みを漁師さんは好んで食べると聞いています。余すところなく頂ける寒ブリは一押しの魚ですね。

メジナ(クロアイ)

釣り人の間では冬の時期特に人気の魚にメジナがいます。呼び名も色々で地方によりクロアイ、グレともよばれています。磯際に住み着いている魚で年中いますが、暖かい時期には磯臭さがあり敬遠する方もいらっしゃいます。

寒の時期は特有の磯臭さが消え、程よい癖が病みつきになる程でこの魚も捨てるところがないほどです。この寒の時期は正月用の岩ノリが育っている時で、年末にかけては地元の海女さんが岩肌に生えた岩ノリを摘むのが風物詩です。この時期には磯釣り禁止で出入りできない所がかなりありますが、この岩ノリを好んで食べるのがクロアイです。岩ノリの香と旨みがクロアイの身体に移ってきて脂が入るのでお刺身にしても風味豊かな味わいとなるのです。

このクロアイは癖が強い魚ですが、これを味噌漬けにすると絶品です。味噌の香りが癖と相まって焼いて食べると食が進みますよ。特に合うのが日本酒の燗ですね。

魚の栄養 DHA ,EPAで免疫力を上げましょう

夕食においておかずの好みは大きく分けて肉食派と魚派に分かれますが、年齢が行くほどに健康意識は高くなり、魚派の方が多いという統計が出ています。特にここ2年間はコロナのこともあって免疫力アップが注目されていて魚を食べる人が増えています。中でもアスタキサンチン酸を多く含む鮭、サーモンに人気が集まっています。

免疫力アップ、健康を考えるなら魚を食べることはとても大切です。改めて食の大切さを考えてみてはいかがでしょうか。

 

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