青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
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戻りカツオ

初カツオと戻りカツオ

カツオは餌のイワシを追いながら、春先にフィリピン沖から日本に向かって北上してきます。この時に水揚げされるのが「初カツオ」です。脂の乗りはイマイチですが、身は透明感のある赤身でサッパリした味わいです。したがって調理方法はタタキにして薄味を補った方が美味しくいただけます。

カツオは餌を求めながら更に北上し、やがて冷たい黒潮にぶつかるときびすを返して南下して戻ってきます。これはカツオが暖流を好むことによりますが、時期は初秋の頃でこの時に水揚げされるカツオを戻りカツオを呼び、イワシをいっぱい食べて脂が乗っていますので夕食の一品としておすすめです。

戻りカツオのタタキ

戻りカツオは生でお刺身にしても美味しいですが、更に美味しく食べようと思えば、タタキがおすすめの食べ方です。魚の脂は身と皮の間に多く、皮ごと食べるタタキが脂もあり、皮の食感も一緒になるとこの上なく美味しいからです。刻み葱、お好みでニンニクスライスを乗せてポン酢で頂くと箸が進みます。

カツオの効能

カツオは青魚で身が赤く有用な栄養素を多く含んでいます。特にタンパク質の含有量が多く、熟年の方で膝廻りや脚腰の筋肉を付けたい時にはうってつけの食材です。

カツオには他に色々な栄養素が豊富に含まれていてDHA,EPAはもちろんのこと、ビタミン類や鉄分、カルシウム分、タウリンなども多く含まれていて栄養の塊りのような魚です。疲労回復や素肌の美容にも効果的で、老若男女問わずお勧めの青魚です。

カツオの漬け

食べきれなかったカツオは漬けにして翌日頂けばいいのです。濃口と味醂を4対2~4対3の割合でお好みで調整して漬け込んで冷蔵保存。熱いご飯に乗せて、小口ネギ、うずらの卵、タレ少々、ちょっとのごま油を掛けてかき込んで食べると美味しいです。栄養たっぷりの魚ですから余すところなく頂きましょう。

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