青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
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話題のアカモク

お盆をまじかに控えて

あと数日後にはお盆休みになり日本全国大移動が始まります。夏休みも中盤に入りお子様連れで故郷への里帰り風景は今も昔も変わりませんね。田舎のおじいちゃん、おばあちゃんも首を長くして待っていらっしゃることでしょう。

お盆といえば家族みんなで囲む夕食が楽しみの一つです。ご馳走を食べながら楽しく日頃の出来事を語り合うのはいいものです。

いろんなご馳走があると思いますが、ここ数年の健康志向により脚光を浴びた食品が多々あります。

テレビで話題になったアカモクという海藻

近年の健康ブームの影響で、テレビをつければ健康食品のコマーシャルをよくみかけるようになりました。数ある健康食品の中に今年の春先から注目を集めるようになった「アカモク」という海藻があります。アカモクが持っている栄養成分が他の海藻よりも飛びぬけて多く、期待できる効果が大きいためです。

アカモクの生態

アカモクは成長すると大きいものでは10mほどになり、見た目がシダ植物のような海藻です。冬から春にかけてが旬で、他の海藻に比べて強い粘りが特徴です。5月を過ぎると赤褐色になることから「アカモク」と言われるようになったと聞いています。

海の厄介者

アカモクは時期が終わると海を漂流し、それが定置網に入ると重みで網が破れたりします。また沖合を漂うため、航行している舟のスクリューに絡みつくこともあったりで、漁業に支障をきたすことが多々あり漁の邪魔ものとして漁師には嫌われる存在でしかありませんでした。

注目を集め始めた効能

アカモクは、最近食用として注目を集める様になりましたが、先ほど述べた通り漁師から嫌われていましたので、食卓に登ることはほとんどありませんでした。近年の健康ブームによって、海藻のフコイダンが注目を集めるようになり、中でもフコキサンチンという栄養成分の隠れた効能が注目を浴びる様になりました。

研究結果によれば、海藻類のなかでもアカモクは群を抜いてその含有量が多いという結果が出ています。

アカモクには他の海藻と同様、もしくはそれ以上にカルシウムや鉄分などのミネラルが豊富です。また、特に注目すべきは免疫機能の活性やガン予防効果のある“フコイダン”と脂肪燃焼効果や抗酸化作用のある“フコキサンチン”。この2つの成分が他の海藻よりも豊富に含まれていることが発見されたことにより注目を集める様になりました。

アカモクは花粉症に効果大

アカモクに含まれるフコイダンが腸に働きかけて免疫力を高め、アレルギー症状を緩和する働きをしてくれます。実際に長らく食べ続けている人で、アレルギー症状が緩和した、あるいは無くなったという人が数多くいらっしゃいます。花粉症の症状を軽くする食品としてこの春先に一躍話題になりました。海の厄介者から人気者に様替わりして、来年は値段が上がるだろうと予想されているほどです。

改めて和食を見直す時期にきています

長寿社会になり、今や70歳まで元気に働く時代になりつつあります。一汁三菜といわれるように昔ながらの和食が見直されてきています。世界的に和食が脚光を浴びている事実をしっかり考える時ではないでしょうか。今まさにTPPもスタートして世界中の食品が簡単に手に入るようになりました。

青魚、海藻類は日本人が昔から食べ続けてきた食材です。人生100年時代を迎えるにあたり、日本人の胃、腸に合った食事を摂る事が健康につながっていくと思います。

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