青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
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アナゴ

梅雨入りから夏までに釣る

梅雨入りして1週間が経ちました。この時期に旬を迎える魚の中に”アナゴ”がいます。夜釣りになるのですが、光物のエサによく食いつくため、初心者でも楽しめる釣りですね。各地の港湾でよく釣れますが、臭みを取る下処理が美味しく食べるコツです。

アナゴ独特のヌメリをしっかり除く

釣ったアナゴは、なるべく早めにさばいて臭みをとっておくことがコツです。生きたまま捌くのはにょろにょろと動くので大変。そこで、氷水に暫く入れて締めてやると動きが鈍くなるので、目打ちをして開いて行きます。臓物を取り除き、しっかりと流水下で汚れを取り除きます。更に味つけの邪魔になるヌメリを取るため、斜めにしたまな板の上に皮目を上にしてキッチンペーパーを被せ、熱湯をかけたらすぐに氷水に取って冷やし、包丁の背で皮目をこそげるとヌメリが取れます。

煮付けて良し、焼いて良し、天ぷらに良し

アナゴのレシピは色々ありますが、お寿司屋さんで食べる煮アナゴが定番です。アナゴといえば煮アナゴですよね。上品な旨みと癖になる美味しさがお寿司屋さんでも人気の秘密です。天ぷらも大変美味しいネタです。くれぐれもヌメリはしっかり取り除いておくことが肝心です。

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アナゴの栄養

アナゴの栄養を語る時、比較するのがウナギです。生態的にはアナゴは一生を海で過ごすのに対し、ウナギは川を遡上し海と淡水両方で生きています。栄養的に見ると、勝っているのはウナギですが、アナゴの方もウナギ程ではないにしてもバランス良く色々な栄養素が含まれています。目に良いとされるビタミンAは多すぎない程度に十分な量を持っていて、アナゴ一本で成人男性が1日に必要なビタミンAを摂ることができるとされています。ウナギのビタミンAは食品群の中でも際立って多く、それがゆえ、妊婦中に鰻の蒲焼きを食するのは、栄養過多となるため、控えた方が良いとの見解もあるほどです。該当する方は鰻からアナゴの蒲焼に変更された方が良いと思います。他にEPA・DHAもほどほどに含まれていて血流の改善や脳の働きに効果があり、また、アナゴの皮にはコラーゲンが含まれていて美容効果も期待できます。疲労回復にも良く、カロリー控えめなのでしっかり食べても安心です。

梅雨時期から夏にかけて

アナゴは初心者でも手軽に釣れる魚です。エサは俗に光物といわれるサンマ、サバなどの切り身を用意しておけばOKです。夜行性のため、夕方から夜中にかけて活発にエサを探して活動しますので、雨が上がって海水が少し濁っている時が狙い目です。波止場からの投げ釣りで、最初にエサに食いつき、それからおもむろに飲み込んでいくので、当たりがあってから2回目の当たりに合わせれば釣れます。針外しをお忘れなく。

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