サンマを醤油煮でいただく
前回は塩焼きでご飯のおかずに、酒の肴にお薦めしましたが、いかがでしたでしょうか。旬のサンマの美味しを堪能していただけましたでしょうか。サンマは何といってもその鮮度が命です。どんな魚もそうですが鮮度がいいと味も冴えます。今日は、煮付けの定番、醤油煮でご飯を食べようと思います。
下準備
サンマの鱗をこそげ落とし、流水で洗い流したのち、頭と尾をはねて3糖分にし、内臓を抜きます。一掴みの塩を振り20分程おいて締めます。これで味にキレが出るのです。次に霜降りにして汚れを取り除きます。
煮付けていく
鍋に醤油5勺、酒5勺、砂糖50g、水1合弱と生姜2かけを入れ、一度沸かしたら切りつけたサンマを入れてアルミホイールをクシャクシャにして伸ばしたもので落とし蓋をし、落とし蓋が少し浮き上がって踊る程度の火力で煮つけていきます。煮汁が少なくなってきたら落とし蓋を取り、お玉で煮汁をすくい掛けながら煮付けていき、煮汁にとろみがついたところで完成です。冷蔵庫で2~3日保存できますのでお弁当のおかずにも重宝しますよ。
蒲焼き風に
他に市販のウナギのタレを使って、かば焼き風にしても美味しくいただけます。フライパンで両面を焼いて後、タレを塗って焼くことを2,3回繰り返して香ばしく焼き上げれば完成です。ウナギのタレは癖のある魚にこそ相性がいいですので、一度お試しください。
お子様のおかずにピッタリ
いずれも甘辛いおかずなので、御飯が進みまず。育ち盛りのお子様はもちろん、健康に気を使う私たちにとってもDHA・EPAやビタミン類の補給に最適の魚です。たくさん食べましょう。まだまだ旬が続きます。