年末、年始になると海の幸が美味しくなります。が、年の瀬には値が上がり、2倍にも跳ね上がる商品もあります。ブリ、手無しイカ、アワビ、タコ、サバ等々いずれも高値で取引され、あっという間に売り切れてしまうのです。
今シーズンは「松葉カニ(北陸では越前カニ)」の水揚げが少なく非常に高いですね。例えば3000円クラスのものが、今シーズンは5000円位出さないと手に入らない状態です。例年年明けになると値が下がって買いやすくなるのですが、高値どころか市場に出回ってきません。困ったものです。
そこで、今回は別の商品、ナマコを紹介します。ナマコも年明けになると値下がりします。縦に割り切って、掃除し、茶ブリしてから、そのまま甘酢に漬け込みます。食べるだけ切り分けて少しずつ食べると暫く食べられます。ナマコはその食感が好まれて好きな人にはたまらないご馳走です。ナマコは朝鮮人参の薬効成分であるサポニンを含んでいることが確認されていて、昔から薬効が言われています。甘酢に漬け込んでおけば1か月は持ちますのでおためしあれ。