例年夏の時期は”夏枯れ”と言って魚が枯れる(獲れなくなる)のです。しかし、明日から底引き漁が解禁になるので、沖ギスやらのどくろ(テニスの錦織選手が食べたい魚)、水カレイなどが入荷してくるので再び売り場が賑わいます。
今日は真イカ、サンマ、カマス、アマダイ、ヒラマサ、鯛、連子鯛、カワハギ、カワハギ、サワラ、赤水(ギジハタ)くらいでした。ヒラマサは小ヒラが入荷するのですが、8月も終わりになる頃は、脂が抜けて
くるので、皮が引きづらくなってきます。魚の脂は皮と身の間にあり最盛期は卸した身自体光っているのです。
光っている脂=DHAですね。魚の脂は動物の脂と違って体内で固まらずサラサラしているのでいいのです。
魚離れがささやかれている今日、色々アレンジして食べて欲しいと願ってやみません。小骨を嫌う人が多いですが、魚は骨があるから旨いという事を覚えておいてください。煮付けても焼いても、骨から旨みがでてきます。身と皮の間の脂にも旨みが詰まっています。パン粉付けしてフライを作るなら皮付でつけましょう。