この時期、真イカが旬で毎日のように水揚げがあります。イカは種類があって冬にはヤリイカ(手無しイカ)、スルメイカ、春先にはアオリイカ、そして夏にかけてこの真イカ(白いか)が旬を迎えます。イカの中でも柔らかくて刺身でも旨みを強く感じます。この真イカは刺身、焼きイカ、天ぷらネタなどレパートリーの広がる食材ですが、今回は煮付けて頂くことにします。イカの煮方は難しく、長く煮ると固く締まって噛み切れなくなるほどです。
1.まず煮汁を作って置き、2分位煮てから一度ザルに引き上げる
2.煮汁を少し煮詰めていき、煮詰まった所にイカを戻しいれて2~3分煮付ければ完成です。
また、別の煮付けがあります。「いかの炒り煮」です。
1.行平鍋を火にかけてシッカリ熱くしておく
2.そこへ調理済みのバライカ(小イカ)を3~5杯くらい入れて炒る。
3.直ぐに味醂醤油(醤油3:味りん2)を掛けまわす
4.火を通しすぎないように手早く調理して皿に盛りつける
この方法はアルミの行平鍋でないとうまくできないので念のため。旬のイカをご堪能ください。高タンパクで低カロリー、そして皮にはコラーゲンが豊富なイカは美容食としても超一流です。生活習慣病リスクを軽減するためにも、タウリンを豊富に含むイカを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。