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鯛飯の上手な炊き方

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風雅な炊き込みご飯は、素材の持ち味を十分に生かした炊き方をすることが大事です。「鯛飯」はここ山陰でもよく食するメニューのひとつで、一般家庭の奥様方が手ごろな鯛を買い求めていかれます。鯛は、刺身、焼鯛、煮付けといろんな調理方法にマッチする魚です。白身の淡白な味わいの中にも上品な旨みを持つ魚で、手慣れた方は「鯛飯」を楽しまれています。
まず何と言っても鮮度の良いできれば朝獲れの鯛を手に入れたいものです。鯛は比較的味落ちの遅い魚ですが、やはり鮮度がいいに越したことはありません。手に入れたら、流水の下で、鱗を引いて、内臓を取り出し、しっかりと水洗いをします。
1.七輪等で中骨までしっかりと火を通します(素焼き)。焦がさないように両面を焼く。
2.ダシ汁4カップ、薄口醤油小さじ2、粗塩小さじ2、味醂小さじ2をあわせ、吸い物より
  少し濃い目に味付けする。
3.土鍋に洗米をいれ、上に焼いた鯛を乗せ、鯛がかぶるくらいのダシ汁を入れる。
  鯛が水分をよく吸いますので、普通のご飯を炊くときよりも多めにだし汁をいれます
4.はじめ10分強火で、噴いてきたら中火にして水気が少しなくなったことろに酒を振り、
  風味を付けます。
5.土鍋の蓋をして、湿らせたタオルで鍋の蓋を密封状態に巻いて40分経過したら
  火を止めて5分蒸らして完成です。菜箸で身をほぐし、小骨を取り除いてから御飯と
  混ぜ合わせていただきます。
一度ご家庭でお試しください。あっと驚く美味しさにであえます。

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