青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
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今年も飛び魚の季節がやってきました

ここ山陰では飛び魚は夏がやってくるサインのような魚です。連絡船の上から海上すれすれを飛ぶ
飛び魚の姿をよく見かけるようになると夏本番です。これはシーラ(山陰では通称、万作とよばれる)
に追っかけられて危なくなるとジャンプ一番、海上すれすれを羽を広げ、パタパタさせながら飛んで
逃げます。結構スピードがあり、またかなり長い時間飛んでいます。見てみたい方は隠岐へ向かうフェリー
に乗るとみれます。子供さんにとっては魚が飛ぶのはさぞビックリでしょうね。釣り、海水浴、観光
を兼ねて今年企画されてみてはいかがでしょう。
小さいものを「小目(コメ)」、大きいものを「大目(オオメ)」と呼び、刺身で食べると旨みが
グッと感じられる程味がいいです。フライにしても良し、ナメロウにしても良し、ミンチ状にして
団子を作ってもいけます。また、飛び魚を通称「あご」と呼び、ここ山陰名物の「あごの焼」の
原材料としてその需要は大きいです。三枚におろすときに羽の付け根をうまく外すのがコツで、
鱗はびっしりあり、しっかり取ることが大事で中途半端だと鱗がついてきて後で大変です。
身はねっとりと弾力があり、小骨を取ると身がバラバラになるので血合いの骨はそのままで
刺身にします。山葵醤油でいただくとその旨みに圧倒されます。ここ山陰でもかなり人気度の
高い刺身です。あごは青魚で、DHAをはじめとするいろんな栄養素をもっていますが、
その中でもナイアシンは二日酔いを予防する効果があり、お酒と共に食べるにはもってこい
の魚です。余談ですが、日本酒を飲んだ後は柿を食べるとアルコール分を分解してくれます。
今日、あごの初物が入荷してきたのですが、平年より安めで、1羽580円(大目)でした。
あごは1尾2尾とは数えません。イチワニワと数えます。是非食べて頂きたい刺身魚です。

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