高級魚ノドグロの食べ方

年間を通して出回る高級魚の中にノドグロがいます。旬は秋口から冬、春先にかけて脂が乗って
思わず眼尻がさがるほど美味しい魚です。特徴として、名前の由来の如く喉がまっ黒で、赤色で
目が大きくて、サラダ油を塗った様な多量の脂を持っている魚です。だから塩焼すると、焼いた端から
多量の脂がしたたり落ちる程です。白身の魚で、刺身で旨く、皮ごと炙って刺身でも美味しく、煮て
良し、焼いてもよし、寿司に握っても抜群の旨さです。また、肝が美味しくて煮付けて食べるとトロッと
していてこれまた美味しいのです。
全米オープンで準優勝したプロテニスプレイヤー錦織選手が食べたいというだけのことはあるのです。
のどぐろは脂が多いのでＤＨＡ、ＥＰＡが豊富です。
ＤＨＡは、頭や目にいいと言われており、ＥＰＡは、悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラに
する働きがあります。他には、ビタミン類やカリウムなども含まれていて、肌荒れなどに効果があり、
高血圧の予防にもなります。山陰では浜田港での水揚げが多く、ブランドです。１００gあたり５００～
８００円で取引されます。そんな中で小さいものを「メキン」と称して売られていますが、これは煮たり
焼いたりするよりも三枚におろして天ぷらネタにすると大変美味しいですので、一度お試しあれ。