青魚は免疫力を高めるスーパーフードです
スポンサーリンク

中海の赤貝は絶品

images.jpg魚屋さん.jpg山陰地方では、正月には必ずと言っていいほど「赤貝の殻蒸し」が食卓に上ります。酒の肴にぴったり
なのです。両手鍋に酒を少し入れて、砂糖少々、濃口少々で味を決め、そこに洗った赤貝を入れて強火で
焚いて行きます。銀ホイルで中蓋をしてホイルが浮き上がって踊るくらいの火加減で焚いて行き、途中で
蓋を取って鍋を振って赤貝の上下をひっくり返します。そしてまた蓋をして蒸し煮します。ほぼ赤貝が
開いたら完成です。コツは煮過ぎない事。以前は岡山の瀬戸内海で養殖したものが入荷していましたが、
いまは九州物が入ってきます。しかし、わが山陰の中海産の赤貝の養殖が復活して昔ながらの絶品の
赤貝が取れるようになりました。網に入れて、海中に吊って育てるのだそうです。若干お値段は高く
なりますが、味は優れていて今年の分は売り切れになりました。赤貝の身は赤いですが、赤い色を
している成分はなんと人の血液のヘモグロビンと同じものが含まれているのです。昔から目や肝臓に
良い食べ物といわれており、鉄分もほうれん草より多いです。良質の蛋白質も魚並ですが、脂肪が
少ないのでエネルギーは白身魚並です。ミネラルでは鉄分の他、亜鉛が大変多く含まれています。
産卵は4~5月頃で、その直前の2~3月が一番脂が乗って美味しい時です。寒い時期こそ海の栄養を
摂取して健康を先取りしましょう。

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました